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働き方、リモートワークの功罪

新型コロナ禍のリモートワークを通して、働き方、オフィス環境、人事制度など、企業は働き方・オフィスの在り方についても再考を促される機会になったと思います。

 

徐々に制限が解除され、ホワイトワーカーも街で多く見かけるようになり、企業活動も戻りつつありますが、出社方針（リモートワーク継続方針）は個社ごとに異なるようです。

弊社の法人営業によるヒアリングでは、出社比率を徐々に引き上げ、12月からは70％～100％に近い形で出社に切り替える企業様が多いようです。
出社の条件として、2回のワクチン接種を条件とする企業もありながら、一方ではワクチン接種に強制力を行使できない点で頭を抱えている企業もあるようです。

総じて、日系企業は社員に温かい会社が多い印象で、社員の方々の意見に耳を傾け、本社の指示だけでなく、社員と擦り合わせながらルール策定しているな、という印象で、各社ごとに色が出てきている気がする点も特徴的かな、と思っています。

実はデメリットが多い？リモートワークの成功事例はあるのか。

モートワークの功罪は、方々で語られており、議論は尽きないですが、当然ながら、業種や職種によって実現難易度も変わってくると思います。
また、会社のフェーズによっても変わってくるので、一概に断じることは出来ないですが、リモートワークの一番大きなメリットとして、生産性の向上が上げられると思います。

出退勤や出張・ミーティングの往復時間が削減できることは合理性が高く、生産性の向上に大きく寄与します。半面、デメリットとして、ミスコミュニケーションや、人材管理（勤怠、セキュリティ等）に課題を持っている企業も多いようです。

生産性を高めながら、コミュニケーションの在り方やシステムの再構築、管理体制の見直し、とチャレンジの連続ですが、制限が緩和されてきた今、ほぼ全ての企業で出社ベースに戻す方向性なので、乱暴に結論付けると、完全リモートワークはメリットよりもデメリットの方が多いと感じている企業の方が多いのは無いでしょうか。

ワークスタイルに合わせたオフィスの選択

弊社も例外では無く、12月からは完全出社体制に戻りました。実は、社内で議論は繰り返されて、全員出社はコロナ感染リスクが未だ怖い、せっかくリモート体制を敷いたので折衷案をもっと模索していきたい、ショップも構えている為、部署によりばらつきが大きいので一律のルール適用は難しい、部署で分けるのは不公平感が出るのでは？と多くの意見が出ました。

最終的に、営業パフォーマンスが目に見えて落ちている現実を直視し、全員出社に戻してみる、と言う方向性になりました。

将来的には、弊社もオフィス勤務である企画・営業、システム開発部門は裁量制に向かいたいと思っております。また、理想を言うと、オフィスはコミュニケーション空間と位置付け、フリースペースデスクでカフェのような設計が理想的と感じております。また、集中する業務の時は、オフィス内でそういう空間を作るか、家やカフェなど自分で集中できる場所を選べる、というメリハリを付けた働き方が今後のワークスタイルとしては理想的、とこれまでの試行錯誤を重ねた今のところの結論です。

今こそ攻めのオフィス移転？

弊社はエムクオーティエ直結のBhirajTowerにオフィスを構えており、それなりに固定費もかかるので、次の契約更新のタイミングで引っ越しも検討に入れております。働き方を再定義して、攻めのオフィス移転で合理的でウェルビーイングを追求した本来的なオフィスの在り方、働き方を固めていきたいと思います。

法人向けフリーペーパーを発刊しているAraｙZのオフィス不動産部門ウェブマガジン「バンコクオフィスナビ」で、ど真ん中の良記事を見付けました。さすが、あのArayZを発行している会社だけあって、かなり読み応えがあり、網羅的な記事となっておりますので、こちらも参考にしてみてください。

オフィス移転で困るのはやはり、オフィス内にある書類や荷物の山々と思います。新しいオフィスに移動する物は最低限に留めて、オフィス移転を機に合理的なスペース管理として、CloudRoomも併せて検討ください。より最適な「攻めのオフィス移転！」が実現するはずです。

オフィス移転をご検討中、決定された、という企業様は弊社までお気軽にご相談ください。

 

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